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製造・従来型産業の総生産額、63%の大幅成長


ニュース その他分野 作成日:2008年5月1日_記事番号:T00007136

製造・従来型産業の総生産額、63%の大幅成長

 
 行政院主計処が30日に発表した商工サービス業一斉調査によると、2006年の製造業と従来型産業の総生産額の5年期成長率が63%に上った。前回発表の01年の1.7%、96年の33.1%と比べ大幅な成長で、製造業の海外移転の動きが収まってきたことを示していると1日付経済日報は指摘している。
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 工業部門全体の総生産額は60%増の15兆6,000億台湾元(53兆5,000億円)で、特に石油化学、鉄鋼、半導体、光電などの産業と建設業が好調だった。従来型産業は、96~01年が海外移転のピークだったが、この5年は移転があまりみられなかったという。

 一方サービス業の総生産額は8兆6,000億元だった。成長率は29.8%増で、01年の46.8%から大きく下落した。特に金融・保険業が、クレジットカード、キャッシュカードの不良債権問題の影響を受け、成長率が22.44%にとどまり、01年の69.6%、96年の102.7%を大きく下回った。小売・卸売業の成長率は36.53%だった。

 工業とサービス業の合計の総生産額は47.8%増の24兆1,947億元で、このうち工業が64.31%、サービス業が35.69%を占める。