ニュース 商業・サービス 作成日:2017年6月28日_記事番号:T00071360
大型アウトレットモールの三井アウトレットパーク(MOP、新北市林口区)と華泰名品城(グロリア・アウトレット、桃園市中壢区)では、今年3月に桃園機場捷運(桃園空港MRT)が開通したことに加え、中国、香港、タイなどで夏休みシーズンを迎えたことから外国人観光客の来店が増えており、前年同期に比べ大幅な業績成長を見せている。28日付工商時報が報じた。
桃園空港MRT林口駅近くに位置する三井アウトレットは、MRT開通以降、来店者が増え続けており、その半数以上を香港とタイからの観光客が占めているという。このため同アウトレットではタイ人客の利便性向上を目指し、案内表示にタイ語を加えた。また同店では下半期に需要期を迎えることもあり、今年通年の売上高は昨年の66億台湾元(約250億円)を超えると予想している。
一方、桃園空港MRT桃園駅前に位置するグロリアでは昨年末に第2期拡張部分がオープンしたほか、第1期部分も2桁成長を維持していることから、上半期売上高は前年同期比85%増と、目標としていた65%増を大幅に上回った。要因として梁曙凡同社総経理は、桃園空港MRTが開通した上、桃園駅には台湾高速鉄路(高鉄)も乗り入れていることから多くの外国人観光客が同アウトレットを休憩場所として利用するようになったと説明した。
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