ニュース 商業・サービス 作成日:2017年6月28日_記事番号:T00071361
ゲーム開発の鈊象電子(IGS)は27日、豪アリストクラートとの提携関係を解消すると発表した。8月の実施を予定している。IGSは8月以降、共同開発したオンラインスロットゲーム「発発発老虎機(ファファファ・スロット)」を「金猴爺」に改名して続行し、ゲームのタイトル数も10種類余りを維持する計画だが、コンテンツが大きく変わるため、運営に大きく響くと予想されている。28日付経済日報が報じた。
李董事長によると、IGSとアリストクラートは2015年に「発発発老虎機」を共同開発。会員数は1,100万人、1日当たりのアクセス数は31万人に上るという。「発発発老虎機」は10種類余りのゲームを含むが、このうちIGSが開発したゲームは1種類のみで、残りは全てアリストクラートが開発したものとされる。
IGSの李柯柱董事長は、アリストクラートが自社でゲームプラットフォームを開発する方針に切り替え、IGSとの提携解消を決めたと説明した。提携解消により、IGSの月間売上高は2,800万台湾元(約1億円)、利益は700万元減る見通しで、今年の増益は難しいと話した。
業界関係者は、台湾のゲームメーカーはカジノゲームのコンテンツに関する知的財産権、特許を保有していないため、不利な立場にあると指摘した。
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