ニュース 運輸 作成日:2017年6月28日_記事番号:T00071362
台湾最大の電動バス(EVバス)運行サービスを展開する路得宝交通は27日、金門県のレンタカー業者、金門冠城租車との提携で、同県で電気自動車(EV)によるカーシェアリングサービスを提供する構想を明らかにし、同県政府の支持を求めた。28日付工商時報が報じた。
呉成典金門県副県長は、公用車の購入台数を減らし、駐車スペース不足の問題を解消する良い構想だと述べた。その上で、実現可能性評価を行う部門を設け、協力内容や県政府の役割について検討を進めると表明した。
同構想によると、路得宝と金門冠城租車は1年以内に金門県にEV100台を投入するほか、能海電能との提携で欧州規格のEV充電スタンド30基を設置する。金門空港を利用する年間延べ230万人の観光客などに新たな移動手段を提供することで、公共交通機関が少ない問題の解消に役立てる。
また、専用アプリを通じてホテルや民宿、観光スポット間の送迎用車両などとして使えるお得なプランを提供するほか、企業に社用車としての利用も促す計画だ。
路得宝と金門冠城租車は、同構想を実現できれば、公的機関や企業、ホテルなどの自動車購入、保守費用を低減できるほか、金門県は他県市に先駆けて低炭素社会づくりを推進できるとしている。
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