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航空輸入貨物の免税額、2千元に引き下げ


ニュース その他分野 作成日:2017年6月28日_記事番号:T00071366

航空輸入貨物の免税額、2千元に引き下げ

 財政部関務署は航空速達貨物の通関方法を改め、少額貨物の免税枠をこれまでの3,000台湾元から2,000元(約7,400円)に引き下げる。9月にも実施する。28日付経済日報が伝えた。

 昨年の速達貨物の申告件数は2,557万2,000件で、簡易申告が約25%を占め、新たに営業税の課税対象となる商品価値2,000~3,000元の貨物の輸入は640万件だった。これを基に試算すると、免税額の引き下げで年間約9億元の税収増が見込まれる。

 同署はまた、商業取引に当たらない貨物輸入については、インボイスの提出を免除し、代わりに発送者の署名が入った価値申告文書を添付することで通関を認める。

 さらに、自由貿易港区の航空速達貨物は簡易申告で輸出を認める。これまで自由貿易港区では海運速達貨物にのみ簡易申告が認められていた。