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台鉄「駅ナカ」商業開発、新烏日駅など16駅


ニュース 商業・サービス 作成日:2017年6月29日_記事番号:T00071386

台鉄「駅ナカ」商業開発、新烏日駅など16駅

 交通部台湾鉄路管理局(台鉄)は28日、台湾高速鉄路(高鉄)との乗換駅である新烏日駅(台中市烏日区)に全家便利商店(台湾ファミリーマート)と共同で商業施設「烏日駅1905商場」を設けると発表した。

 新烏日駅2階部分に有名店や地域の名産物店、鉄道関連の展示館、フードコートなどを設ける。駅のコンコースには隣の台鉄烏日駅の1905年建築の駅舎復元模型も展示される予定だ。3階には台鉄グッズ販売店、4~5階は会議施設が設けられる。

 台鉄はまた、大帝興業と共同で屏東駅(屏東県屏東市)、潮州駅(屏東県潮州鎮)に3億台湾元(約11億円)を投資し、商業施設を設ける。29日付中国時報によると、屏東駅にはカプセルホテルやスポーツジムを設置、潮州駅は飲食や物品販売などで、来年7月にオープンする予定だ。

/date/2017/06/29/11hotel_2.jpg屏東駅のカプセルホテルは、スマートフォンのアプリで予約でき、1泊1,000元以下の予定だ(28日=中央社)

 このほか、宜蘭県、花蓮県、台東県内の13駅では、地元の関山汽車と共同で、サイクリング、ツーリング愛好者向けにシャワー、修理、自転車やバイクのレンタルなどのサービスを順次提供する。このうち、頭城駅(宜蘭県頭城鎮)、瑞穂駅(花蓮県瑞穂郷)、関山駅(台東県関山鎮)の施設は9月15日以降に開業。さらに年内に8駅で同様の施設が開業。来年8月には台東駅、花蓮駅に大型バイクでレンタルサービスを開始する。