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食品基幹業者、Q1利益が過去最高に


ニュース 食品 作成日:2008年5月1日_記事番号:T00007142

食品基幹業者、Q1利益が過去最高に

 
 第1四半期、飼料、肉類、大豆油、大豆粉の価格が上昇を続け、台湾元高も進んだ。これにより福懋油脂、大統益(TTETユニオン)、大成長城、タイ系の台湾卜蜂(ジャルーン・ポーカパン)など食品基幹業者は、第1四半期利益がいずれも過去最高を更新した。1日付経済日報が報じた。

 大豆油の値上がり幅は最も大きく、食用油域内最大手の大統益は、第1四半期の純利益が1億6,300万台湾元(約5億5,000万円)に達し業界トップに立った。またサラダ油を多く扱う福懋油脂も調達コストが抑えられ、内部コストの調整もうまくいったことから、同期の営業利益は年成長率5.95倍の1億3,900万元、純利益は1億1,300元に上った。

 ブロイラー供給大手の大成長城、台湾卜蜂でも、上下流の垂直統合を進めた効果により、飼料と肉類で競争力が高まり、両社とも好調な業績好調だった。ただ、業界では第2四半期以降、大豆油、飼料価格が元に戻り、域内鶏肉価格はコスト反映が難しくなると予想されている。