ニュース 電子 作成日:2017年7月3日_記事番号:T00071431
液晶パネルメーカー、中華映管(CPT)の林盛昌総経理は、ドイツの自動車メーカー大手からメーターパネルを受注する見通しで、第4四半期に量産、出荷を開始すると話した。メーターパネルは昨年より中国の自動車メーカーにも出荷している。1日付工商時報が報じた。
林総経理は、メーターパネルは今年の注力製品で、主なサイズが10.25インチと12.3インチでセンターインフォメーションディスプレイ(CID)より大きい上、品質への要求が高く、利益率も高いと話した。
また林総経理は、同社の車載用パネルは、日本のアフターマーケット(AM)で首位だが、中国や欧米市場では純正品向けが多いと説明した。今年は、自動車メーカーの認定に時間がかかるが利益率が高く、安定した受注が見込める純正品向けを増やすと述べた。
同社は2016年の車載用パネル出荷枚数が1,300万枚で、世界市場シェア10%以上だった。今年も横ばいの予測だ。
同社の売上高構成比は、▽携帯電話、タブレット端末などコンシューマー向け電子製品用▽車載用と産業用──が2対1だが、今後3対7に逆転させる目標だ。
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