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郭台銘董事長、専用機副操縦士が深圳で拘束


ニュース 電子 作成日:2017年7月3日_記事番号:T00071433

郭台銘董事長、専用機副操縦士が深圳で拘束

 郭台銘(テリー・ゴウ)鴻海精密工業董事長が所有するプライベートジェットの副操縦士の男性が29日夜、中国・深圳空港で公安に身柄を拘束された。関係者によると個人的な債務トラブルが原因で、鴻海とは直接関係がないもようだ。1日付工商時報が報じた。

 副操縦士の邱世明氏は午後10時の台湾に戻るフライトの2時間前に、「経済犯罪者が調査への協力を求めている」との理由で公安に連行された。その後、出国停止処分が取られたという。郭董事長のフライトに影響はなかった。

 鴻海は30日、プライベートジェットの運航は華捷商務航空(ウィン・エアー)が行っており、その従業員に関することは同社に問い合わせるべきと表明し、鴻海とは関係がないとの立場を示した。

 郭董事長の現在のプライベートジェットはガルフストリームG650ERで1台6,500万~6,650万米ドル。昨年3月の引き渡し後、シャープ買収の際の契約も同機で日本に赴いている。ガルフストリームのプライベートジェットは、米国の著名投資家バフェット氏、中国アリババの馬雲(ジャック・マー)会長、香港の富豪、李嘉誠氏らも愛用している。