ニュース 商業・サービス 作成日:2017年7月3日_記事番号:T00071443
経済部水利署の統計によると、台湾中部の人気観光地、日月潭(南投県)を訪れた観光客の数が2016年は延べ372万7,828人と、12年の542万5,343人から31.3%減少したことが明らかとなった。中国人観光客の大幅減、および台湾人の海外旅行人気が主因とみられる。2日付中国時報が報じた。
水利署は12年より、日月潭や石門ダム(桃園市、新竹市)など全土10カ所の「水がめ」を対象とする観光客数調査を開始。同年に延べ1,020万7,939人だった10カ所合計の観光客数は、14年に約1,096万人とピークを迎えた後、15年に約1,007万人、さらに16年は915万7,742人と大幅に減少した。
過去4年の減少幅は、湖・ダム観光客全体の約4割を占める日月潭が最大となったほか、曽文ダム(嘉義県・台南市)も同期間に28.8%減少、龍鑾潭(屏東県)も52.7%の減少を記録した。
一方で、日本統治時代に八田與一(よいち)氏(1886~1942年)が建設を指導したことで知られる烏山頭ダム(台南市)は16万6,701人から22万6,113人へ35.6%増加するなど一部の湖やダムでは観光客が増えている。
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