ニュース 政治 作成日:2017年7月3日_記事番号:T00071448
チベット仏教の精神的指導者、ダライ・ラマ14世(81)の台湾訪問が検討されており、時期は11月初めまでに開かれる中国共産地中国共産党第19回全国代表大会(党大会)の後が有力視されているもようだ。3日付自由時報が伝えた。
ダライ・ラマの訪台構想は、パナマとの断交で蔡英文政権が対中姿勢を硬化させたことの反映だ(2日=中央社)
チベット亡命政府駐台湾代表部のダワ・ツェリン代表は2日、今月6日でダライ・ラマが満82歳を迎えることを祝う集会で、「ダライ・ラマによる過去の発言から見ても、台湾の仏教徒にとっても、われわれはダライ・ラマが台湾を訪問できることを望んでいる」と意欲を見せたが、明確な時期などには触れなかった。
これに対し、台湾政府関係者は「台湾は自由で民主的で開かれた社会である上、ダライ・ラマは世界的に知られた宗教指導者であり、民間団体の申請があり、正当性が十分あれば、台湾政府としてはそれを拒否する具体的な理由はない」と述べた。
ダライ・ラマはこれまで1997年、01年、09年の3回にわたり、台湾を訪問。そのたびに中国が強く反発した経緯がある。
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