ニュース 電子 作成日:2017年7月4日_記事番号:T00071459
中国メディア「等深線」の報道によると、鴻海精密工業の中国子会社、富智康集団(FIHモバイル)傘下の深圳市冠鼎建築工程は、中国のインターネット動画配信サービス大手、楽視網信息技術(Letv)傘下の楽視致新電子科技(天津)への出資を取りやめていたことが明らかになった。FIHモバイルと楽視網の提携は、FIHモバイルが楽視網のテレビを受託生産する以前の関係に戻ったとみられる。4日付工商時報が報じた。
等深線の報道によると、深圳冠鼎は楽視網のスマートテレビ事業を担う楽視致新に20%出資していたが、楽視致新の2016年版年次報告書に深圳冠鼎の名前がなかった。楽視網は「深圳冠鼎は16年より楽視致新の株主でなくなった」と認めたという。
重慶日報は昨年4月、FIHモバイルは重慶西永微電子産業園区で楽視網のスマートテレビ生産ラインを稼働しており、大画面のスマートテレビ生産ラインを新設後、20年に年産能力は1,000万台に達すると報じていた。しかし、中国の市場調査会社、奥維雲網(AVC)の統計によると、FIHモバイルの今年1~4月の楽視網のテレビ出荷台数はそれぞれ6,600台、3,200台、7,200台、4,500台のみだ。
FIHモバイルの袁学智マーケティング最高責任者は、楽視網の需要に応じて生産していると説明した。
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