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MRT市政府駅前ターミナル、上棟式を挙行


ニュース 建設 作成日:2008年5月1日_記事番号:T00007147

MRT市政府駅前ターミナル、上棟式を挙行

 
 統一集団がBOT(建設、運営、譲渡)方式により開発を請け負い、台北市都市交通システム(MRT)南港線の市政府駅周辺(台北市信義区)で進める駅前複合ターミナルで30日、上棟式が行われた。同ターミナルは2011年に正式運用となる計画で、120億台湾元(約411億円)の投資が予定されている。30日付工商時報が報じた。

 同開発計画は馬英九次期総統の台北市長在任時に決定したもので、4年の時間をかけてようやく上棟式にこぎ着けた。林蒼生同集団総裁は、「交通の便も良く、将来の発展に期待が持てる」と語り、計画の中で最重要項目と考える百貨店とレストランについて近日中に具体的な提携相手を決定できるという見通しを示した。

 統一は、食品製造、小売業から大型ショッピングモール経営への参入を進めており、すでに高雄市で域内最大のショッピングセンター、統一夢時代購物中心(ドリームモール)をオープンさせている。工商時報は、今回のターミナル開発は同集団にとり、北部の小売サービス業激戦区への進出の試金石となるとの見方を示している。