ニュース 電子 作成日:2017年7月5日_記事番号:T00071486
鴻海科技集団(フォックスコン)のインド幹部は、下半期にインドで一貫生産計画を始動すると話した。液晶パネルの投資額だけで30億米ドルに上り、プリント基板(PCB)からリチウムイオン電池、液晶パネル、精密機械、携帯電話の受託生産まで手掛けるという。インド紙タイムズ・オブ・インディアの報道を基に5日付工商時報などが報じた。
外電によると、鴻海のインド幹部は、インド政府が7月からGST(物品・サービス税)や携帯電話への輸入関税を導入したことがインド投資を加速する主因と説明した。また、鴻海はマハーラーシュトラ州、ウッタル・プラデーシュ州、タミル・ナードゥ州と協議中だと明かした。
鴻海は2015年8月に、インドのマハーラーシュトラ州と5年で50億米ドルを投じる契約を締結した。昨年はインドに10億米ドルを投じた。
鴻海はインドで携帯電話の月産1,000万台を目指す。インフォーカス、広東欧珀移動通信(OPPO)、小米科技(小米、シャオミ)、ノキアなど顧客の急増に伴い、インドでの携帯電話の月産能力は400万台に増えている。
鴻海は4日、インドに長期投資しており、政策「メーク・イン・インディア(インドでモノづくりを)」などに応じるが、投資の詳細は決定してから発表すると説明した。
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