ニュース 電子 作成日:2017年7月5日_記事番号:T00071487
鴻海科技集団(フォックスコン)の中国河南省の鄭州工場はアップルのスマートフォンiPhoneを年間1億5,000万台、タブレット端末のiPadを2,000万台生産しているとみられ、iPhoneシティーと呼ばれている。従業員数は25万人と、2011年の10万人から大幅に増加した。最近もiPhone新機種の生産のため、各地で求人活動を行っているという。5日付工商時報が報じた。
鴻海はかつて広東省の深圳工場をiPhone生産の中心としていたが、10年に同工場で従業員の自殺が相次いだ上、現地の人件費が上昇したことから、インフラ整備が進み現地政府の支援も充実している鄭州市に主力工場を移転した。従業員の月給は通常1,900人民元(約3万1,600円)、繁忙期で4,000人民元と、高くはないが農業よりは稼げる。近くには、従業員向けにショッピングセンターやレストラン、カラオケ店なども軒を連ねている。
昨年iPhone販売台数が初めて前年割れに陥り、地元政府や地域住民からiPhoneシティーの存続を懸念する声が上がった。鴻海は、鄭州工場の80%は自社で購入しており、今後も投資を継続すると強調した。
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