ニュース 電子 作成日:2017年7月5日_記事番号:T00071489
フェイスブック(FB)がパナソニックと共同開発した、光ディスクを使ったデータアーカイブシステムを採用して以降、企業間商取引(B2B)業者など向け業務用ストレージとして光ディスクが注目を集めている。こうした中、錸徳科技(ライテック)や中環(CMCマグネティクス)といった台湾の光ディスクメーカーも新型の大容量ディスクを投入しており、長く続いた低迷期からの脱出のきっかけになるとの期待が高まっている。5日付経済日報が報じた。
近年、クラウドコンピューティング技術を利用したデータ保存が、従来のハードディスクや光ディスク、USBを使った保存に取って代わる傾向となっていた。しかし、ランサムウェア「Wanna Cry(ワナクライ)」による被害がインターネット経由で一気に拡大したことを受けてセキュリティーに関する懸念が高まり、業務用分野では光ディスクによる保存方式が再評価されるようになっている。
これについて、中環の翁明顯董事長は、「光ディスク業界は10年に及ぶ悪性の競争が続いたが、今後は大容量でコストパフォーマンスの高い光ディスクが業務用ストレージ市場を席巻する」と語り、2018年は「新型光ディスク元年」となるとの見通しを示した。
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