ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年7月5日_記事番号:T00071494
6月のバイク新車登録台数は前年同月比8.3%増の9万491台で、今年最高、6月としての最高も更新した。光陽工業(KYMCO、キムコ)が排気量100ccの小型スクーター「CUE100」を3万8,800台湾元(約14万円)からの低価格で販促し、8,760台売れたことが全体の数字を押し上げた。CUE100は昨年通年の販売台数が1万9,000台未満だった。5日付工商時報が報じた。
KYMCOの6月バイク新車登録台数は前年同月比8.1%増の3万6,097台で市場シェア39.9%と、5月の市場シェア33.6%から大幅に成長した。
一方、他3社はいずれも5月よりシェアが低下した。2位の台湾山葉機車工業(ヤマハモーター台湾)は前年同月比15.3%増の2万8,168台で、市場シェア31.1%だった。3位の三陽工業(SYM)は9.6%増の1万7,321台で、市場シェア19.1%だった。「PGO」ブランドの摩特動力工業(MPI)は10.3%減の4,412台で市場シェア4.9%だった。
市場全体の上半期のバイク新車登録台数は42万4,988台だった。低価格バイクは景気低迷の影響を受けにくい上、夏期休暇の需要期を迎え、政府の新車買い替えの貨物税(物品税)減免措置と各社のキャンペーンで、下半期も販売好調が続けば、通年は昨年並みの85万台以上を維持する見通しだ。
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