ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

信義計画区のA級オフィス賃料、16年ぶり3千元台回復【表】


ニュース 建設 作成日:2017年7月5日_記事番号:T00071496

信義計画区のA級オフィス賃料、16年ぶり3千元台回復【表】

 米不動産サービス大手、シービーアールイー(CBRE)が4日発表した統計によると、台北市信義計画区のA級(高級)オフィス物件の第2四半期の1坪当たり賃料は平均3,001台湾元(約1万1,000円)だった。商圏のオフィスの1坪当たり賃料が3,000元台を回復したのはITバブルが崩壊した2001年以来、約16年ぶりだ。5日付経済日報が報じた。

/date/2017/07/05/06xinyi_2.jpg

 CBREによると、過去3年間に信義計画区のA級オフィスを賃貸した企業のうち、外資系が68%と最高を占めた。産業別では▽金融、23%▽ハイテク、22%▽バイオ、14%▽小売り、11%▽ゲーム・インターネットなど、6%──となった。

 CBREは、信義計画区のA級オフィスに入居することで▽企業イメージが上がる▽産業の集積効果が期待できる▽高度人材を引き付けやすい──との理由から、ゲームソフトウエア、バイオ関連企業の入居が増えていると説明した。

 信義計画区では年末に南山広場などのA級オフィスが相次ぎ完成し、約4万坪が新規に供給されるため、同区のA級オフィス市場はさらに競争が激化すると予想されている。