ニュース 建設 作成日:2017年7月5日_記事番号:T00071497
賃貸住宅情報サイト「591房屋交易網」の統計によると、第1四半期の台北市の住宅価格に対する家賃の比率は511.2倍だった。住宅購入のためには42.6年分の家賃が必要で、台北市では住宅を買うより賃貸の方が割に合うことを示している。5日付工商時報が報じた。
住宅価格に対する家賃の比率は通常300倍以下が妥当とされる。
統計によると、第1四半期の台北市の住宅価格は1坪当たり平均57万4,000台湾元(約210万円)、家賃は平均1,122元とそれぞれ台湾全土で最高だった。住宅購入希望者にとっては負担が大きく、投資家にとっては物件の魅力が低い。
新北市でも同比率は404倍と高く、住宅購入に33.7年分の家賃が必要な計算だ。台北市の住宅価格が高いことから新北市に移り住んだ人が多く、新北市の住宅価格はここ数年上昇している。
このほか。4直轄市では同比率は▽桃園市、374.2倍▽台中市、285.2倍▽台南市、250.6倍▽高雄市、328倍──だった。
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