ニュース 金融 作成日:2017年7月5日_記事番号:T00071498
台湾元の対米ドル相場が6月は1%以上元安に振れ、生保業界の為替差損懸念が後退した。5日付工商時報が伝えた。
金融監督管理委員会(金管会)の統計によると、5月の外国為替変動準備金の切り崩し分は1億台湾元(約3億7,000万円)にとどまり、5月の為替差損は125億元に縮小。生保会社は5月に96億元の利益を計上した。6月は台湾元が反落したため、為替差益が生じるとみられている。
生保会社の1~5月の為替差損は970億元となった。ただ、2月末時点での1,200億元に比べると損失幅は縮小した。
4日の台湾元相場は、1ドル=30.258元で取引を終えた。前日よりも0.1元の元安ドル高で、約2カ月半ぶりの元安水準となった。ただ、台湾元は年初来、対米ドルで5.74%上昇し、上昇幅はタイバーツ(5.35%)、韓国ウォン(4.96%)などを上回り、アジア通貨で最高だ。
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