ニュース 電子 作成日:2017年7月6日_記事番号:T00071518
宏達国際電子(HTC)の元執行長で、現在は香港上場のバーチャルリアリティー(VR)コンテンツ制作会社、数字王国集団(デジタル・ドメイン・ホールディングス)の会長を務める周永明(ピーター・チョウ)氏は5日、「VRや拡張現実(AR)は今後3~5年でスマートフォンに取って代わる可能性があり、通信キャリアが最大の推進役となる」と発言した。ただ「VRやARがどのような形でスマホに取って代わるのか」との質問には明確に答えなかった。6日付工商時報が報じた。
デジタル・ドメインが同日開催した発表会で周氏は、VRは今後、スマホを大幅に上回るスピードで普及すると予測。いつの日か現在のパソコンやスマートフォンと同様、あって当たり前の存在になると述べた。またVRとARは今後、確実にモバイル化が進むが、スマホに搭載されるような形ではないと述べた。
また周氏は、VRの技術やコンテンツの充実には2~3年の時間が必要とした上で、普及が進んだVRおよびARは第5世代移動通信システム(5G)上で運用され、▽SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)▽アバター▽ゲーム▽電子商取引(EC)▽通信──などの機能が統合されたものになると予測した。
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