ニュース 電子 作成日:2008年5月1日_記事番号:T00007152
義隆電子(ELAN)は30日、董事会を開き、同社が36.77%を出資するタッチパネルメーカーの義発科技(イーランテック・デバイシズ)を株式交換を通じて合併することを決議した。義隆電子は合併を通じ、複数の指で液晶画面を操作するマルチフィンガー・タッチパッドの市場拡大を進めたい構えだ。1日付経済日報が伝えた。
株式の交換比率は義発科技1株に対し義隆電子3.26株。合併期日は9月20日で、義隆電子が存続会社となる。義発電子は合併後、義隆電子社内の独立部門となる。
義隆電子の葉儀晧董事長は、「義発科技が保有するタッチパネルの特許と義隆電子が持つIC設計技術で、合併後には業務の垂直統合が期待できる。これにより、IC設計から導電ガラス、タッチパネルまでの一貫生産体制が整う」とした。また、合併に伴う人員削減は行わないとした。義隆電子はタッチパネル事業による売り上げが今年は全体の15~20%を占めると見込んでいる。
義発科技は日本の電子部品メーカーKOAの台湾子会社が前身で、義隆電子が2003年に出資を行っていた。義発科技は羅技科技のタッチパネル部門を買収し、静電容量式タッチパネル事業に参入した。
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