ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年7月6日_記事番号:T00071520
バイク最大手、光陽工業(KYMCO)の柯俊斌執行長は5日、台湾のバイク市場は飽和状態で、間もなく衰退期前の最盛期を迎えるとの見方を示した。その上で、7月の需要期に入ってからバイク各社が販促を強化しているため、今年通年のバイク新車登録台数は昨年の85万6,000台を上回り、2000年以降での最高を記録する可能性があると予想した。6日付工商時報が報じた。
KYMCOは6月に排気量100ccの小型スクーター「CUE100」を最低3万8,800台湾元(約14万3,000円)で販売する販促を実施。4万元を下回る価格が買い替え需要を刺激し、同月の受注は1万2,000台を突破した。現在も1日当たり300台以上を受注している。生産能力は9,000台であるため納車し切れておらず、7月は週末残業で生産に当たっている。
柯執行長は、近く第2弾の販促を行い、最盛期の需要を取り込むと表明した。同社は今年、250cc以下のバイク市場シェアで最高44%以上を目指している。
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