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聯発科、超低価格携帯電話チップに参入


ニュース 電子 作成日:2008年5月1日_記事番号:T00007153

聯発科、超低価格携帯電話チップに参入

 
 聯発科技(メディアテック)の謝清江総経理は30日、第2四半期に30米ドル以下のカメラ付き携帯電話向けICソリューションを発売すると明らかにした。これにより同社は初めて超低価格携帯電話市場へ参入することになり、NXPセミコンダクターズ(旧フィリップス・セミコンダクターズ)やインフィニオン・テクノロジーズ、テキサスインスツルメンツ(TI)など海外IC大手との競争に挑む。1日付経済日報が報じた。

 聯発科は第1四半期、連結売上高が前年同期比29.8%増の193億7,800万台湾元(約665億円)、連結純利益が40億4,100万元、1株当たりの利益(EPS)は3.9元となった。謝総経理は、「第1四半期はオフシーズンで稼働日数も少なく、さらに中国での雪害発生、世界的なインフレなどマイナス要因が重なったが、まずまずの業績だった」と評価した。

 第2四半期の展望について謝総経理は、携帯電話チップ出荷量が30%、テレビ、光ディスクドライブ、DVDプレーヤー向けチップでも出荷増が見込めることから、売上高は前期比15%増となるという予測を示した。