鴻海精密工業の米国投資計画「フライング・イーグル計画」について、ウィスコンシン州の下院議員が公開状で触れていたことから、同州が第１弾になる可能性が指摘されている。７日付工商時報が報じた。
外電によると、ウィスコンシン州のロビン・ヴォス下院議員は、州間高速道路94号線の交通予算案の反対団体に対し、公開状を送付した。その中で、鴻海がウィスコンシン州東南部への投資を検討しており、就業機会１万件を創出すると見込んでいるが、州間高速道路94号線の交通予算案がなかなか通過しないと記していた。
これについて鴻海は、米国投資についてまだ各州と協議中だと説明。決定後に董事会と各州の認可を経てから発表すると改めて表明した。
