ニュース 電子 作成日:2017年7月7日_記事番号:T00071545
スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)が6日発表した6月売上高は68億9,100万台湾元(約250億円)で前月比52.1%の大幅成長だった。端末側面に感圧センサーを搭載し、握ることで操作できる旗艦機種「HTC U11」が貢献した。7日付工商時報が報じた。
U11は5月中旬の発売後、米国や英国の通信キャリアが提携するなどし、前モデルのUウルトラよりも好評で、6月下旬まで品切れが続いていたという。HTCは、3D(3次元)ガラスの供給不足が解消し、7月第2週からU11の供給量が需要に追い付くと予測した。
日本でもソフトバンクが7日、KDDIが14日にU11を発売する。
スマホ爆発、「いずれも外部要因」
またHTCは6日、「HTCのスマホ爆発」などの報道やインターネットでの投稿が最近相次いだことついて、調査の結果いずれもバッテリー自体の問題ではなく、火元に近づけたり、分解したりといった不適切な外部要因によるものだったと説明した。
HTCによると、6月中旬に発生した台湾人男性ユーザーのケースは、HTCのバッテリーが原因でないことが確認できた。6月下旬に一部メディアに報じられたケースは、別の男性ユーザーがスマホを故意に折り曲げていたことが分かった。さらに6月末、インド人女性がフェイスブック(FB)に右手をけがした写真を投稿したケースについては、第三者機関に調査を依頼する予定だ。
HTCは、うわさや不実の報道に惑わされないよう注意を促すとともに、HTCの名誉を著しく損なう行為があれば法的措置を検討すると警告した。
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