ニュース 金融 作成日:2017年7月7日_記事番号:T00071548
金融監督管理委員会(金管会)は6日、今年1~4月の米ドル建て保険商品の新規契約保険料収入が前年同期比97.63%増の42億5,300万米ドルとなり、生命保険の新規契約保険料収入の30%を占め、金額、割合共に過去最高を記録した。7日付工商時報が伝えた。
生保各社は米ドル建て利率変動型生命保険の利回りを5月から6月にかけて引き上げ、さらに人気が高まっており、米ドル建て保険商品の新規契約保険料収入は年間で3,000億台湾元(約1億1,000万円)を超えるとみられている。
業界関係者は、米ドル建て保険商品が人気となっている背景として、今年上半期の台湾元高、台湾元建て保険商品の責任準備金利率引き下げがあるとみている。また、台湾元建て保険商品では、生保会社が投資利回りを上げるため行った海外投資が台湾元高の影響を受けて為替差損を計上しているが、米ドル建て保険商品では為替リスクを負わなくて済む点がある。
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