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SPIL、封止・検査業界の停滞を予測


ニュース 電子 作成日:2008年5月1日_記事番号:T00007155

SPIL、封止・検査業界の停滞を予測


 矽品精密工業(SPIL)の林文伯董事長は30日の業績説明会で、半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)業界は今年、「停滞の1年」になるという見方を示した。台湾元の上昇や平均販売価格(ASP)の下落、金と銅の急騰などを要因に挙げ、今年下半期の成長率は上半期に及ばないとしている。「緩やかに成長する」という第1四半期の発言を撤回した形だ。1日付工商時報が伝えた。 
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 矽品は第1四半期、売上高が149億3,100万台湾元(約508億4,000万円)で、粗利益率は20.6%、営業利益率は14.5%、1株当たり利益(EPS)は0.58元と、いずれも当初目標に及ばなかった。台湾元や金価格の上昇に加え、携帯電話およびメモリメーカーからの受注が予測を下回ったことが主な原因だ。

 第2四半期は売上高が5%以内の増加となり、営業利益率とASPは前期と同水準となるという見通しを示した。