ニュース 運輸 作成日:2017年7月7日_記事番号:T00071551
台北MRT(都市交通システム)の整備を管轄する台北市政府捷運工程局は6日、現在建設中の環状線・第1期区間(西環段)に続く第2期区間として西環段から南へ延伸する南環段と北へ延伸する北環段を同時に建設することで台北市、新北市政府が合意したと発表した。早期着工を目指し、今月中に中央政府に建設計画に対する許可を申請する予定だ。なお第2期区間は全長約20.66キロメートルで、着工から竣工まで9年半を要するとみられる。7日付蘋果日報などが報じた。
台北MRT環状線は、2004年に建設許可を受けた新北産業園区駅(新北市新荘区)~大坪林駅(同市新店区)を結ぶ西環段が来年竣工、再来年に開通する予定となっている。しかし大坪林駅~動物園駅(台北市文山区)を結ぶ南環段と新北産業園区駅~剣南路駅 (台北市中山区)を結ぶ北環段は10年以上計画が進んでおらず、市議会議員などから「いつまで先送りするのか」と批判が上がっていた。
今回、両市政府の合意が得られたことで計画を中央での審議に提出することが可能となったが、着工には中央政府の許可が得られた後、都市計画の変更手続きや用地取得を完了する必要がある。
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