ニュース 電子 作成日:2017年7月10日_記事番号:T00071569
液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)が7日発表した6月連結売上高は280億3,600万台湾元(約1,050億円)で前月比0.2%減、前年同月比20%増だった。大型パネル出荷枚数は999万枚で前月比3.8%増、中小型パネルは2,248万枚で前月比22.9%増だった。10日付経済日報などが報じた。
第2四半期連結売上高は845億900万元で前期比1.8%減、前年同期比26.5%増だった。大型パネル出荷枚数は2,913万枚で前期比8.5%増、中小型パネルは5,917万枚で4.3%減だった。
イノラックスは今年、テレビ完成品まで出荷する「新イノラックスモデル」元年と位置付けている。今年のテレビ出荷目標は100万台で、来年は600万台、3年後は1,000万台を目指す。
またイノラックスは第3四半期に世界初となる感熱型フレキシブル指紋認証センサーを量産する。世界で情報セキュリティー問題が頻発し、生体認証の需要が高まっており、年間1億枚規模のクレジットカードなどのスマートカードがターゲットだ。
一方、中華映管(CPT)の6月連結売上高は24億8,500万元で前月比3.5%増、前年同月比5.4%増だった。大型パネル出荷枚数は11万8,000枚で前月比13.2%増、前年同月比157.7%増だった。中小型パネルは2,063万枚で前月比18.5%減、前年同月比31.1%減だった。
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