ニュース 電子 作成日:2017年7月10日_記事番号:T00071571
ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が7日発表した6月売上高は前月比17.8%増の826億600万台湾元(約3,100億円)で過去18カ月で最高だった。6月PC出荷は390万台で前月比25.8%増だった。8日付工商時報などが報じた。
第2四半期売上高は前期比14%増の2,137億5,600万元だった。PC出荷は960万台で前期比5.5%増と、予想以上の伸びだった。一方、スマートデバイスはバッテリー、メモリーなどの基幹部品が供給不足で、第1四半期から4割の伸びにとどまった。
コンパルは、アップルのタブレット端末iPadに加え、今年下半期から腕時計型ウエアラブル(装着型)端末のアップルウオッチも量産、出荷するとみられている。これまで広達電脳(クアンタ・コンピュータ)が受注を独占していたが、今後はコンパルが全体の2~3割、将来は5割を担う見通しだ。
コンパルは本業が好調なものの、中国の動画配信サービス大手、楽視網信息技術(LeEco)への貸倒損失が40億~50億元に上るとみられている。
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