ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2017年7月10日_記事番号:T00071579
保護主義的な傾向を強める米トランプ政権が、鉄鋼製品に対する輸入制限に動く中、米国では鉄鋼製品の輸入が増えている。米国による鉄鋼輸入増は、中国鋼鉄(CSC)、中鴻鋼鉄、燁輝企業(YP)、盛餘(SYSCO、センユースチール)などにとって短期的には好材料となっている。特に石油パイプライン用の鋼管は輸入が227.4%増加しており、鋼管子会社を持つ中鴻鋼鉄、燁輝企業の業績を後押ししそうだ。10日付経済日報が伝えた。
米国鉄鋼協会(AISI)によると、今年1~5月の米国による鋼材輸入は1,570万トンで、前年同期を24%上回った。
トランプ政権は、国家安全保障を理由に輸入規制を課すことができる通商拡大法第232条に基づき、輸入鉄鋼製品に対する調査を進めており、輸入規制を見越した駆け込み需要が背景にあるとみられる。
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