喫茶店チェーンの85度Ｃは現地時間７日、米ヒューストンに新店舗をオープンした。これにより同社は全世界で1,000店舗を達成した。９日付経済日報が報じた。
85度Ｃは2004年７月、新北市永和区（当時は台北県永和市）に１号店を開設。台湾から中国、香港、米国、オーストラリアと積極的な海外進出を展開した。各国・地域の店舗数は中国が最大で540店、台湾410店、米国31店、オーストラリア10店、香港９店。
ヒューストンの新店舗は開店初日、40分から１時間待ちの列ができるなど、米国でも人気となっている。５年以内に全米で150店までの店舗網拡大を目指す。米国の店舗はすべて直営で、商品別の売上構成比はパンが48％、ケーキが約３割、ドリンクが約２割。進出当時はアジア系の客が７割を占めていたが、現在は非アジア系が６割と様変わりした。
