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訪台中国人旅行者、16年平均消費額12.8%減


ニュース 商業・サービス 作成日:2017年7月10日_記事番号:T00071582

訪台中国人旅行者、16年平均消費額12.8%減

 交通部観光局の統計によると、2016年の海外からの旅行者による1日当たり平均消費額は192.77米ドルで前年を7.26%下回った。国別では、日本人客が241.42米ドルで最高だった。以下、シンガポール人客(229.43米ドル)、中国人客(198.43米ドル)の順だった。特に中国人客の消費は前年比12.81%の落ち込みとなった。

 項目別消費額と消費額全体に占める割合は、▽宿泊費などホテル内での支出(70.88米ドル、36.77%)▽買い物(58.24米ドル、30.21%)▽ホテル以外での飲食費(31.95米ドル、16.58%)▽台湾内での交通費(24.22米ドル、12.56%)▽娯楽費(5.23米ドル、2.72%)──などだった。買い物費用は前年比19.22%減少した。特に中国人客による買い物費用は19.77%も減少した。

 一方、日本人客の項目別消費額と消費額全体に占める割合は▽宿泊費などホテル内での支出(108.73米ドル、45.04%)▽買い物(43.18米ドル、17.89%)▽ホテル以外での飲食費(41.99米ドル、17.39%)▽台湾内での交通費(33.44米ドル、13.85%)▽娯楽費(10.89米ドル、4.51%)──などだった。

 ツアー客の1日当たり平均消費額は、日本人が302.04米ドルで前年を9.26%上回ったが、中国人は208.10米ドルで12.61%減少した。

 昨年の観光外貨収入は133億7,400万米ドルで、前年を7.05%下回った。