ニュース 金融 作成日:2017年7月10日_記事番号:T00071583
金融持ち株会社、中華開発金融控股(開発金)は7日の董事会で、生命保険会社、中国人寿保険株の公開買い付け(TOB)を実施し、25.33%株式を取得することを決議した。開発金は将来的に中国人寿を子会社化し、▽ベンチャー投資▽銀行▽証券▽生保──の4事業を主要収益源とする経営モデルを確立したい考えだ。8日付工商時報が報じた。
開発金の張立人シニア副総経理によると、今回のTOBでは、買取価格1株当たり35台湾元(約130円)。中国人寿株の過去20日の平均株価は29.84元で、プレミアムは17.3%となり、取得費用は308億元となる。9月末までに買い付けを完了する予定だ。
張シニア副総経理はまた、開発金傘下の凱基証券(KGIセキュリティーズ)が保有する中国人寿の9.63%株は今後、開発金に譲渡されることになり、同社の持ち株率は34.63~34.96%になると説明した。
また開発金の許道義代理総経理は、当面は中国人寿を100%子会社とする計画はないとした上で、まず業務上の協力を強化し、総合的な効果を挙げること目指すと表明した。
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