ニュース 商業・サービス 作成日:2017年7月11日_記事番号:T00071607
餃子の王将が台湾1号店として4月20日にオープンした高雄漢神巨蛋店は、5月の来店客数が2万3,000人、売上高は2,600万円と当初計画の1,000万円を大きく上回る好評を得た。人気メニューは餃子(ギョーザ)、ラーメン、鶏の唐揚げ。餃子は1セット6個入り75台湾元(約280円)。
日本を意識させるため「クールジャパン」をコンセプトにデザインした(同社リリースより)
王将フードサービスは、餃子を主食とする台湾の食文化に対し、おかずとして食べる新たな提案を行った結果、▽餃子セット(餃子1人前か2人前、ミニかに玉、サラダ、スープ、ライス)、1日平均70食▽餃子、1日平均530人前──を販売するに至ったと説明。また、食事中にビールを飲む習慣がない台湾で、餃子をおつまみとする日本式のビールとの組み合わせを提案し、徐々に注文数が増えていると指摘した。
日本の味をベースにしつつ、地元の嗜好(しこう)に合わせて塩味には特に配慮して料理を仕上げ、新たなおいしさを提供したことのほか、木目と黒を基調とした内観、安心・安全とシズル感(食欲や購買意欲を刺激する感じ)を感じさせるガラス張りのオープンキッチンなどの取り組みにより、来店客のリピートや個人のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などによる口コミ拡散で、現在も連日大勢の来店があると分析した。
同店は、高雄市の漢神巨蛋購物広場(漢神アリーナショッピングプラザ)4階に位置し、店舗面積200平方メートルに客席数は72席。王将フードサービス子会社の王将餐飲服務が運営している。
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