ニュース 金融 作成日:2017年7月11日_記事番号:T00071608
生命保険大手、南山人寿保険の上半期純利益は36億8,100万台湾元(約140億円)だった。同社は台湾元高による為替差損で1~5月の純損失が2億500万元に達していたが、6月に台湾元が対米ドルで1%余り下落したことで為替差益が生じ、6月純利益は38億8,600万元に達した。為替変動準備金は23億元へと8億元積み増しており、同社の為替差損リスクは解消された。11日付工商時報が報じた。
また、金融持ち株会社、新光金融控股は1~5月の純損失が2億2,600万元に上っていたが、傘下の生保、新光人寿保険の6月純利益17億2,000万元が貢献して、新光金の6月純利益は20億6,700万元に達し、上半期純利益は18億4,100万元と前年同期より大幅に拡大した。
このほか、国泰人寿保険(キャセイライフ)、富邦人寿保険、中国人寿保険、台湾人寿保険も6月は黒字となり、南山人寿、新光人寿を合わせた大手6社は同月に為替変動準備金を計30億元以上積み増したとみられる。
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