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「oBike」駐輪に不満噴出、新北市で一斉取り締まり


ニュース 社会 作成日:2017年7月11日_記事番号:T00071614

「oBike」駐輪に不満噴出、新北市で一斉取り締まり

 今年4月に開始されたレンタサイクルサービス「oBike(オーバイク)」が台湾全土10県市で展開され、会員数が50万人を突破する中、同サービスの自転車がバイク用駐輪スペースに大量に置かれ、バイク利用者から不満が噴出している。11日付蘋果日報が伝えた。

/date/2017/07/11/13bike_2.jpgoBikeは、貸出・返却ポートが決まっている公共レンタサイクル「YouBike(ユーバイク、微笑単車)」と異なり、駐輪場であれば、どこでも借りて乗り捨てられる手軽さが魅力な反面、バイク利用者の目の敵になっている(10日=中央社)

 これを受け、新北市は先週以降、17の行政区でoBikeをはじめとする営利目的のレンタサイクルをバイク用駐輪スペースに置くことを禁止し、一斉取り締まりの結果、10日までに違反した自転車1,674台を撤去した。新北市は、運営業者が20日以内に撤去した自転車を引き取らない場合、公告から3カ月後に競売にかける方針だ。

 台北市などでは、バイク用駐輪スペースにレンタサイクルを置くこと自体は禁止されていないが、自転車の駐輪が禁止されている13カ所で取り締まりを実施している。

 oBikeを展開する民間企業の奥致網絡科技は、自転車をバイク用駐輪スペースに置くことを認めるよう不服を申し立てる方針だ。当面バイク利用者との摩擦は解消しそうにない。