ニュース 電子 作成日:2017年7月12日_記事番号:T00071621
12日付工商時報によると、イメージセンサー設計大手、原相科技(ピクスアート・イメージング)が保有するジェスチャーによる制御に関する特許技術が、ドイツの自動車大手、フォルクスワーゲン(VW)に採用されたとの観測が出ている。今年発売される車種に搭載されるコンソール画面のジェスチャー制御機能に応用され、ピクスアートは特許使用料を手にするほか、一次請け(Tier1)サプライヤーとしてセンサーモジュールを供給するとみられる。
ピクスアートは早くからジェスチャー制御ソリューション分野に参入しており、自動車用半導体を生産する米アバゴ・テクノロジーズと特許のクロスライセンス契約を結んだことをきっかけにメルセデス・ベンツのサプライチェーン入りを果たしたとの観測が浮上するなど、世界の大手自動車メーカーの注目を集めるようになった。
現在、ジェスチャー制御技術は高い成熟段階を迎えており、ピクスアートは今後自動車市場での採用が爆発的に増えるのを待っている状況だ。なお同社は中国の自動車メーカーにも積極的にサンプル送付を行っており、年末にも受注獲得が見込まれるという。
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