ニュース 電子 作成日:2017年7月12日_記事番号:T00071624
仮想通貨ビットコイン採掘(マイニング)が世界的に人気となる中、ビデオカードのハイエンド製品の供給不足が続いており、台湾のマザーボードメーカーは6月売上高が好調だ。12日付工商時報が報じた。
今年3月以降のビットコイン価格高騰を受けて台湾、中国、欧米などの市場ではマイニングに必要なハイエンド・ビデオカードが実体店舗、インターネット販売ともほぼ売り切れ状態となっている。
こうした中、ビデオカードを販売する技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)の6月売上高は前月比23.6%増、前年同期比14%増の55億4,100万台湾元(約200億円)と過去41カ月で最高を記録した。微星科技(マイクロスター・インターナショナル、MSI)も6月は前月比40%以上増、前年同期比13.5%増の99億元と、同月としての過去最高を更新した。
また多数のビデオカードが搭載可能なマザーボードを発売した華擎科技(アスロック)と映泰(バイオスター)も6月売上高が急成長。アスロックは前年同月比64%増の9億2,000万元で過去41カ月で最高。バイオスターは75.6%増の4億5,300万元で過去39カ月で最高を記録した。
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