ニュース 機械 作成日:2017年7月12日_記事番号:T00071626
重電メーカーの中興電工機械(中興電)は14日、南部科学工業園区(南科)樹谷科技園区で真空チャンバー工場に着工する。来年6月の生産開始予定で投資額は約10億台湾元(約37億円)。同工場で生産した製品は主に半導体や液晶パネル生産設備用部品として米アプライド・マテリアルズに供給する方針で、年産額は10億元を超える見通しだ。12日付工商時報が報じた。
中興電の江義福董事長によると、同社ではこれまで北儒精密から南科の工場を借りて、アプライド・マテリアルズ向けの真空チャンバーを生産してきたが、液晶パネル産業の景気回復を受けて、2020年まではパネル製造設備の供給不足が続くとみて新工場の設置を決めた。
江義福董事長はまた、電力関連事業ではガス絶縁開閉装置(GIS)の需要増などを受けて手元の受注額が100億台湾元(約370億円)を回復し、下半期から来年にかけて生産ラインが満杯状態となるとの見通しを示した。
中興電の6月連結売上高は前年同月比22.96%増の9億5,200万元、上半期通期では前年同期比14.12%減の50億3,700万元となった。
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