ニュース その他製造 作成日:2017年7月12日_記事番号:T00071628
太陽電池大手、新日光能源科技(ネオソーラーパワー、NSP)は11日、新竹科学工業園区(竹科)竹南科学園区(苗栗県)の多結晶シリコン太陽電池・モジュール工場の建屋と設備を、ファウンドリー大手、力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)完全子会社の鉅晶科技(マックスチップ・エレクトロニクス)に12億5,100万台湾元(約46億円)で売却すると発表した。売却益は2,000万元の見込み。現金を確保して太陽電池モジュール、太陽光発電事業を強化する狙いだ。12日付経済日報が報じた。
ネオソーラーは太陽電池市場の不況を受けて資産の見直しを進めており、5月の董事会で竹南工場の売却を決めていた。同工場売却により、ネオソーラーの台湾の工場は竹科工場と南部科学工業園区(南科)工場のみとなる。
マックスチップは資本金25億元。パワーチップの100%子会社で、8インチウエハー工場1基を持つ。マックスチップはパワーマネジメント(電源管理)IC、液晶パネルドライバICなどの受注が満杯となっている。ネオソーラーの竹南工場を買収後、8インチ工場の後工程の検査装置を竹南工場に移転し、8インチ工場のファウンドリー生産能力を拡大する計画だ。
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