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明基材料のコンタクトレンズ事業、今年は損益均衡も


ニュース 医薬 作成日:2017年7月12日_記事番号:T00071631

明基材料のコンタクトレンズ事業、今年は損益均衡も

 明基友達集団傘下の偏光板メーカー、明基材料(BenQマテリアルズ)が展開するコンタクトレンズブランド「美若康(Miacare)」は11日、シリコーンハイドロゲル素材の使い捨てカラーコンタクトレンズを発売した。明基材料の陳建志董事長は、コンタクトレンズ事業で今年、損益均衡を目指すと表明した。12日付経済日報が報じた。

/date/2017/07/12/09benq_2.jpg明基三豊の陳其宏董事長(左2)は、戦後ベビーブーム世代がターゲットと述べた(虹韻聴力中心リリースより)

 美若康のコンタクトレンズはシリコーンハイドロゲル製品を主力とし、同カテゴリーで台湾市場シェア首位。これまで台湾、中国、マレーシア、シンガポール市場の開拓を進め、事業規模を拡大している。

 このほか、同じく明基友達集団傘下の明基三豊医療器材(BenQメディカルテクノロジー)が今年4月に設立した子会社の明基聴力は11日、補聴器販売店「虹韻聴力中心」を台湾で19店展開する虹韻国際貿易と提携を結んだ。今後両社は11億台湾元(約41億円)とされる台湾の補聴器市場で商機獲得を目指すほか、中国や東南アジア市場進出も視野に入れる。