ニュース 金融 作成日:2017年7月12日_記事番号:T00071633
兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)がリテール業務に注力する方針で、特に住宅ローン規模を3年以内に2,000億台湾元(約7,500億円)拡大することを目指す。12日付工商時報が報じた。
兆豊金融控股(メガ・フィナンシャル・ホールディング)の張兆順董事長は、兆豊銀の現在の融資総額1兆7,000億元のうち、住宅ローンは3,000億元にすぎないため3年以内にあと2,000億元拡大し、5,000億元規模を実現したいと語った。台北市と新北市には築40~50年の古い家屋が多く、今後の再開発や建て替えに応じて住宅ローン関連需要を取り込みたい考えだ。
同行は法人金融を強みとしてきた一方、リテールは得意ではなかった。今回、リテール業務の強化方針の下、イメージ広告も制作する。
なお、同行はパナマにパナマ支店とコロン支店の2支店を置いているが、来年第2四半期にコロン支店を閉鎖してパナマ支店に統合する予定だ。パナマとは6月に断交したが、同国からの撤退はしない方針だ。
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