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前瞻建設第1期、1.7兆元の民間投資誘発


ニュース その他分野 作成日:2017年7月12日_記事番号:T00071638

前瞻建設第1期、1.7兆元の民間投資誘発

 行政院は11日、大型インフラ整備計画「前瞻基礎建設計画」の第1期特別予算案(2017年9月~18年末)を閣議決定し、国家発展委員会(国発会)の陳添枝主任委員は、4年で3期4,200億台湾元(約1兆5,600億円)規模となる特別予算の経済効果について、グリーンエネルギーとデジタルの両分野で民間投資を1兆7,000億元誘発するとの試算を示した。12日付工商時報が伝えた。

/date/2017/07/12/16infra_2.jpg林全行政院長は11日、前瞻基礎建設計画は課題も多く、コミュニケーションと調整が必要だと述べた(11日=中央社)

 このほか行政院主計総処の朱沢民主計長は、域内総生産(GDP)は4年間で実質ベースで4,705億元、名目ベースで5,065億元増え、経済成長率は年平均0.1ポイント押し上げられるとした。

 第1期特別予算案は1,089億元規模で、4月の綱要発表時の1,125億元に比べ、36億元が減額された。