ニュース 電子 作成日:2017年7月13日_記事番号:T00071650
ソニーから2014年に分社したVAIO(バイオ)が今年第3四半期にノートパソコン新製品を発売するとみられており、ノートPC受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)が独占受注する見通しだ。クアンタは12日、特定の顧客に関する質問にはノーコメントとした。13日付経済日報が報じた。
証券会社は、クアンタは従来VAIOのノートPC受託生産を担っており、15年にはVAIOのスマートフォン受託生産を手掛けた経験があるため、ノートPCの新製品を受注する可能性が高いと指摘した。また、クアンタとVAIOの関係は密接で、台湾のサプライヤーも恩恵を受けると予想した。
クアンタの林百里(バリー・ラム)董事長は株主総会で、今年のノートPC市場の需要回復傾向は変わらず、第3四半期は前期より改善し、出荷台数は市場平均を上回ると予想を示した。ウエアラブル(装着型)端末も顧客の新製品発表で、著しく成長すると予想した。
クアンタの6月売上高は前月比23.6%増、前年同月比32.3%増の918億6,500万台湾元(約3,400億円)で、今年最高だった。ノートPC出荷台数は430万台で前月より70万台増え、過去2年で最高だった。上半期の連結売上高は4,632億8,100万元で前年同期比14.3%増だった。上半期のノートPC出荷台数は1,980万台で前年同期比70万台増えた。
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