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台肥C2区画開発、契約保証金の引き上げ検討


ニュース 建設 作成日:2017年7月13日_記事番号:T00071659

台肥C2区画開発、契約保証金の引き上げ検討

 台湾肥料(台肥)は、台北市南港区の「C2区画」でのホテル開発計画に関連し、完成後のホテルを賃貸するホテル業者が支払う契約履行保証金を当初の1億台湾元(約3億7,000万円)から20億~30億元に引き上げることを検討している。13日付工商時報が伝えた。

 ホテルの運営権は凱撒大飯店(シーザーパークホテル)と漢来大飯店(グランド・ハイライ・ホテル)の2社が2013年2月に落札している。台肥は契約見直し交渉を2社と進める方針だ。

 C2区画の開発計画は、面積7,051坪の敷地にホテルとオフィスビルを建設するもので、既に5月初めに建設許可が下りている。建物自体は台肥が100億元以上を投資し、自社で建設するとみられる。しかし、台肥の経営陣交代などで計画内容が見直され、ホテル2社との契約条件変更は今月末の董事会で話し合われる見通しだ。

 これについて、漢来大飯店の林子寛総経理は「台肥が事業可能性の再検討を必要としていることに協力し、できるものなら引き続き進めたい。投資効果が見合わなければ、当然あきらめるしかない」とコメントした。