ニュース 運輸 作成日:2017年7月13日_記事番号:T00071662
台北駅と桃園国際空港など桃園市を結ぶ桃園機場捷運(桃園空港MRT)の乗車券購入時にクレジットカードが使用できないことなどに利用客や専門家から不満の声が上がっている。13日付中国時報が伝えた。
台湾鉄道・国土計画学会の頼均韋理事によると、日本の交通学者、内外のビジネス客などから「クレジットカード払いができないため、まだ台湾元への両替を済ませていないか、台湾元を使い果たしてしまった乗客には不便だ」との声が寄せられているという。
また、乗車券は改札で回収されてしまうが、乗車券販売機には領収書の印刷機能がないため、ビジネス客の交通費精算時に困るとの指摘もあった。領収書はインフォメーションセンターで人手により作成してもらう必要があるが、担当者が足りずに行列ができているという。
このほか、乗客が小銭を持ち合わせておらず、1,000元紙幣で乗車券を購入したところ、釣り銭が紙幣ではなく、大量の硬貨で出てきたことには「これでもIT大国か」と皮肉る意見があった。
頼理事は「国の玄関の延長なのだから、関連設備の自動化、国際化を進めるべきだ」と訴えた。
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