ニュース 電子 作成日:2017年7月14日_記事番号:T00071677
日本の発光ダイオード(LED)最大手、日亜化学工業が先月、宏達国際電子(HTC)のスマートフォン「Uウルトラ」に搭載されている白色LEDが日亜化学の特許を侵害しているとして、HTCなどをドイツのデュッセルドルフ地方裁判所に提訴したことを受け、HTCは13日、同社は知的財産権を尊重しており、自社の権益保護に全力を挙げると表明した。さらに、同案件は確認中で詳しくコメントできないが、顧客と業務に支障が出ないよう既にサプライヤーと密に連絡を取っていると強調した。14日付経済日報が報じた。
日亜化学は12日、「Uウルトラ」が同社のYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)特許EP0936682に抵触するとして、6月29日にHTCと関連会社のHTC Europe、HTC Germany、およびHTCの欧州向けオンラインショップを運営する電子商取引(EC)大手のデジタルリバーアイルランドをデュッセルドルフ地裁に提訴したと発表していた。
市場関係者は、「Uウルトラ」に採用されている白色LEDは億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)のもので、日亜化学のターゲットはエバーライトだとみている。
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