ニュース その他製造 作成日:2017年7月14日_記事番号:T00071679
マッサージチェア台湾最大手、督洋生技(トクヨ・バイオテック)は13日、高雄和発産業園区(大寮区)に工場を建設すると発表した。投資額は2億5,000万~2億8,000万台湾元(約9億3,000万~10億5,000万円)。来年第1四半期にマッサージチェアと小型マッサージ機器の量産を開始し、2019年に日本マッサージチェア市場に本格進出する計画だ。14日付工商時報が報じた。
トクヨの劉旭騰協理は、亀山マッサージジチェア工場(桃園市)がフル稼働となっているため、高雄和発産業園区の工場用地1,200坪を購入したと説明。高雄工場は日本市場が主なターゲットで、医療機器の申請や認証には4~6カ月かかると話した。
トクヨは、マッサージチェアブランド世界3位入りが長期目標だ。劉協理は、トクヨブランドで台湾、中国、韓国、ベトナム、インドネシアで販売しており、日本にはOEM(相手先ブランドによる生産)で進出していると説明。今後その他のアジア市場を強化すると表明した。
トクヨは台湾の大型マッサージチェア市場シェア35%で、5年連続の首位だった。劉協理は、今年の売上高目標は前年比25%増の20億元で、マッサージチェアとマッサージソファの台湾内外販売目標は1万8,000~2万台と説明した。昨年の販売台数は1万2,000~1万4,000台で、うち昨年初めて発売したマッサージソファは3,000~4,000台だったという。
台湾のマッサージチェアとマッサージソファ市場規模は年間3万5,000~4万台、売れ筋は3万元余りと10万元以上に二極化している。
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